双子の指紋認証と虹彩認証ってどうなるの?
ふと疑問に思ったことをただ書き連ねるシリーズ。
一卵性双生児って言えば遺伝子情報が全く同じで、
他人から見ると外見では見分けがつかないものである。
もちろん後天的な趣味趣向や考え方なんかはそっくり同じになるはずもないが、
生まれ持っての身体的な特徴は遺伝子レベルでは同じになっている。
「生体認証」
ここでふと疑問に思った。
調べるとすぐに答えは判明。通りませんでした。
へぇ~。
じゃあ虹彩認証は?
こっちも通りませんでした。
へぇ~。
詳しい理由は専門家ではないのでわからないが、
指紋や鼻紋は汗腺の穴が隆起したものがつながったりつながらなかったりしたものだそうだ。
胎児のときにはすでに指紋は出来上がっているそうで、
同じような汗腺の配列でも細胞がにょきにょき、もくもく分裂を繰り返すときに
手の握り具合なのか兄弟の圧迫なのか栄養の偏りなのか、、、
様々な影響でその繋がり方が恐らく変わると言うことだろう。
虹彩もおそらく同じような理由で血管のパターンは遺伝子では決まっているけど
その伸び方は後天的ということになる。
「クローン、デザイナーズベビー」
生体認証ではクローンでも判別可能と言われていて、
生体認証のバックアップとして、”失ってしまった場合の予備の人間”
というのは生まれなくて済みそうだ。
同じく自分の指紋に関する遺伝情報を組み込んだ人間を作り上げたとしても
その成長過程で差異が生まれてしまい同じものにはならない。
こういう風に考えると◯phoneに搭載されているFaceIDはかなりセキュリティが弱く、
双子はもちろん、身体的特徴が類似している親子でも誤作動を起こすという話もいくつも聞いた。
もちろん、指紋にはフィルムを貼ればごまかせる認証デバイスや、
どこまで行ってもいたちごっこなので議論の無駄であるし、
そもそも認証する必要のない時代が近々来そうでその話はまたいつか語りたい。